フィラリアが成虫になったら薬では駆虫できないのですか?

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フィラリアが成虫になったら薬では駆虫できないのですか?

フィラリアの幼虫を持った蚊が犬を刺すと、その幼虫が犬の体内に入ります。
その後に犬の皮膚や筋肉の中で成長し、心臓や肺動脈に移動して成虫となります。
成虫はミクロフィラリアを産み、血液に乗って運ばれます。
まだ幼虫のうちにフィラリア薬を飲ませていれば100%防げますが、成虫まで成長すると効かないことがありました。

薬で成虫を駆除する

成虫まで成長してしまったときはメラルソミンと言う駆虫薬で治療することが可能です。
しかし死んだ成虫が血管内に詰まり、犬に悪影響が出てくることがあります。
お腹の中に居る虫は便と一緒に排出されるものの、血管は腸よりも細いために詰まり易いのです。
咳や発熱、最悪のケースでは犬が死んでしまうことがあります。
リスクを抑えるために2回に分けて薬を飲ませると言う方法があります。
1回目で一部だけ、2回目で全部駆除しますがその代わりに治療費が高くなります。

手術で摘出する

犬の頸動脈からフィラリアの成虫を摘出すると言う治療もあります。
細長い成虫がぞろぞろ出てくるので結構怖いものがあります。
手術と薬を併用して治療する方法もあります。
しかし手術と麻酔は犬への身体的な負担が大きいです。
肺動脈の先など手術で摘出するには難しい場所まで入り込んでいることがあり、全て摘出できないことがあります。
フィラリアの成虫は5年から6年ほどが寿命と言われています。
イベルメクチンと言うフィラリア薬を1年から2年ほど飲ませることで成虫は死んで少なくなっていきます。
犬が弱っていて手術ができないと言う場合はこのような消極的な治療が行われることがあります。

毎年きちんとフィラリア薬を飲ませる

成虫まで成長すると大変です。
犬の皮膚や筋肉の中に居る間にきちんとフィラリア薬を飲ませて下さい。
フィラリア薬には錠剤や粉剤、チュアブル、スポットタイプなどがあります。
犬によって与えやすいものを選ぶと良いでしょう。
蚊は14度以上になると活動開始、14度以下になると活動停止すると言われています。
活動開始1か月後から活動停止1か月後までフィラリア薬を与えて下さい。

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